韓国の新規コロナ感染者1584人 5日連続2千人下回る
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1584人増え、累計33万5742人になったと発表した。市中感染が1571人、海外からの入国者の感染が13人だった。1日当たりの新規感染者数は5日連続で2000人を下回った。
「ハングルの日」(10月9日)の3連休が明けてから検査件数が増加し、新規感染者数も大きく増えると懸念されていたが、まだ急激な増加はない。防疫当局は新型コロナワクチンの接種率が高まり、感染者数が減少に転じていると分析している。ただ、連休の影響を考慮し、最低1週間は感染者数の推移を見守る方針だ。
首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に始まった流行の「第4波」は3カ月以上続いており、新規感染者数は99日連続で1000人を上回った。
新たに確認された市中感染者1571人を地域別にみると、ソウル市が581人、京畿道が506人、仁川市が86人で、首都圏が計1173人と全体の74.7%を占めた。
首都圏以外の地域では、忠清北道が88人、大邱市が65人、慶尚北道が41人、釜山市が40人、忠清南道が33人、慶尚南道が29人、大田市が21人、江原道が17人、全羅南道が16人、光州市が14人、全羅北道が13人、済州道が11人、蔚山市が7人、世宗市が3人の計398人で全体の25.3%を占めた。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは13人だった。このうち5人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの8人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から11人増えて計2605人となった。韓国国内の平均致死率は0.78%。重篤・重症患者は359人で、前日より5人減った。
12日の検査件数は5万4841件で、前の日より2万4676件多い。ほかに臨時検査所での検査件数が10万1850件だった。
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