韓米日情報機関の会合 北朝鮮メディアが批判「外部勢力追従」
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2021.10.25 10:21
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は25日、韓国が米国、日本の情報機関トップとこのほど会合したことを「外部勢力追従」と批判し、「民族自主」の重要性を主張した。
韓国の朴智元(パク・チウォン)国家情報院(国情院)院長と米国のヘインズ国家情報長官、日本の滝沢裕昭内閣情報官は19日にソウルで会合を行い、北朝鮮問題や情報協力策を議論した。
これに関しわが民族同士は「南朝鮮(韓国)が対北政策への協調と支持を乞うたが、得たものはない」と批評した。同メディアは「民族の期待と念願を実現する上で最も重要なことは民族自主」と強調。南北関係問題が解決に向かわないのは外部勢力の干渉と妨害策動のせいだと主張した。
別の対外宣伝メディア「メアリ」も25日、「南朝鮮が『対北情報の共有』だの『政策調整』だのと言いながらでたらめに動き回っている」と非難した。
北朝鮮はこのところ宣伝メディアを積極的に使い、韓米国防ワーキンググループの設置推進や日本の岸田文雄内閣発足への祝意伝達など、北朝鮮政策とも関係する韓国の外交を批判している。
mgk1202@yna.co.kr