韓国の新規コロナ感染者1190人 前日より230人超減少
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は25日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1190人増え、累計35万3089人になったと発表した。市中感染が1167人、海外からの入国者の感染が23人。1日当たりの新規感染者数は前日(1423人)より233人少なく、前週の同じ曜日(1050人)に比べると140人多い。
週末に検査件数が減少することから、新規感染者数は週前半はやや少なく、週の半ばから再び増える傾向にある。
ただ、政府は全般的な流行の規模そのものは小さくなりつつあると判断している。中央災難(災害)安全対策本部は、9月第5週以降は3週連続で感染者の減少傾向が続き、最近の感染者数は流行「第4波」の初期だった7月第3週の水準に落ちたと評価した。新規感染者数は今月9日から17日連続で2000人未満となっている。
新たに確認された市中感染者1167人を地域別にみると、ソウル市が451人、京畿道が397人、仁川市が95人で、首都圏が計943人と全体の80.8%を占めた。
首都圏以外の地域では、忠清北道が41人、大邱市が32人、忠清南道が26人、全羅北道が24人、釜山市が23人、江原道が20人、慶尚北道と慶尚南道がそれぞれ16人、済州道が11人、蔚山市と大田市、全羅南道がそれぞれ4人、光州市が3人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは23人だった。このうち8人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの15人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から7人増えて計2773人となった。韓国国内の平均致死率は0.79%。重篤・重症患者は322人で、前日から6人増えた。
日曜日だった24日の検査件数は2万5493件で、前の日より1981件多かった。
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