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韓ロ外相 北朝鮮核問題巡る対話の早期再開で協力へ

記事一覧 2021.10.28 08:42

【モスクワ聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は27日、ロシア・モスクワで同国のラブロフ外相と会談した。鄭氏は会談後に開いた記者会見で、「北核問題の解決が急を要するとの認識で一致し、朝鮮半島平和プロセスの再稼働のため、両国が各レベルで緊密に意思疎通して協力することにした」と明らかにした。

会談後、会見を行う鄭氏(左)とラブロフ氏(外交部提供)=27日、モスクワ(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

会談後、会見を行う鄭氏(左)とラブロフ氏(外交部提供)=27日、モスクワ(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 また、「双方は朝鮮半島情勢の安定的な管理が何より重要との認識で一致し、対北対話の早期再開に向けたさまざまな協力策について意見を交換した」と述べた。

 ラブロフ氏は「域内のあらゆる問題を政治・外交的に解決する以外、対案がないということで一致した」と伝えた。そのうえで「全ての関係国の交渉プロセス再開の必要性が強調された。これに関し、全ての当事国が緊張を高める原因になる行動を自制することが格別に重要ということにも言及した」と述べた。

 会談に出席した韓国の高官は韓国政府が進めている朝鮮戦争の終戦宣言について、ロシア側が積極的に支持する立場を示したと明らかにした。

 鄭氏はポストコロナ時代も両国の経済協力を強化していく方針を表明。両国が推進しているエネルギー・造船・保健など九つの分野で協力強化を目指す戦略「九つの橋」を継続していくことにした。

 また、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着き次第、プーチン大統領の韓国訪問を推進することで合意した。

 一方、両氏は会談後、「韓ロ相互交流の年」閉幕式に出席した。両国は1990年9月30日に国交を樹立。本来は樹立30周年を迎えた昨年が相互交流の年だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できず1年延長された。

kimchiboxs@yna.co.kr

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