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ハンガリー大統領の発言に「脱原発の基調変わらず」 韓国大統領府

記事一覧 2021.11.04 16:33

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は4日に出演したラジオ番組で、ハンガリーを国賓訪問した文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談を行った同国のアーデル大統領が「原発エネルギーの使用なしには炭素中立(カーボンニュートラル)は不可能だというのが両国の共通の意向だ」と述べたことに関連し、「われわれが持つ基調は揺らぎなくそのまま進む」として、政府の脱原発の基調に変わりはないとの立場を示した。

朴洙賢氏(青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

朴洙賢氏(青瓦台提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 アーデル大統領のこのような発言に、一部では文大統領が国内では脱原発を強調しておきながら、外国の首脳には原発の有効性を認めたのではないかとの声が上がっていた。

 朴氏は「(そのような話は)政府のエネルギー転換政策に対する理解が不足している」とし、「われわれは炭素中立のためにきょうあすにも原発を廃炉にするという立場ではない」と反論した。

 また、韓国の脱原発政策は2080年までの長いスパンで原発の割合を減らし、代わりに再生可能エネルギーや水素エネルギーの割合を高めて炭素中立を実現するものだとして、首脳会談での議論はそのような基調が揺らぐ内容ではなかったと強調した。

 一方で朴氏は、青瓦台の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官がローマ教皇フランシスコの訪朝の時期について「暖かい国の出身のため、冬は動くのが難しい」と述べて物議を醸したことに関しては「教皇の訪朝がすぐに実現するという期待感が過熱するのを警戒し、落ち着いて進めなければならない点を強調した」と説明した。

ynhrm@yna.co.kr

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