米国務次官補がきょう初来韓 供給網の再編などに言及か
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2021.11.10 05:30
【ソウル聯合ニュース】米国のクリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)が10日午後に来韓する。韓国、中国、日本など東アジア・太平洋地域の政策を総括する同氏が担当地域を訪問するのは、9月末の就任以来初めて。
クリテンブリンク氏は7~10日に日本を訪問し、韓国に移動。12日まで滞在し、韓国政府高官と韓米関係や地域情勢、朝鮮半島問題、グローバル問題などについて協議する予定だ。
カウンターパートの余承培(ヨ・スンベ)外交部次官補とは11日午前に協議を行い、昼食会に移行する。またこの日に同部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官との会合も調整されている。
そのほか、同部の李誠浩(イ・ソンホ)経済外交調整官や産業通商資源部の高官とも会談する予定。鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官との会談は予定されていない。
初来韓のクリテンブリンク氏が韓国政府の経済、外交、通商の当局者と個別に会談することで注目される。
バイデン政権が重点的に推進するサプライチェーン(供給網)の見直しなど、経済安保問題が訪韓の主な関心事になるとみられ、クリテンブリンク氏が韓国政府にどのようなメッセージを伝えるのかにも関心が集まる。
yugiri@yna.co.kr