韓国とメキシコがFTA交渉再開か 両国担当高官が議論へ
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2021.11.11 11:14
【ソウル聯合ニュース】韓国とメキシコが自由貿易協定(FTA)交渉の再開問題を話し合う。韓国産業通商資源部は11日、同部の田允鍾(チョン・ユンジョン)通商交渉室長が12日にメキシコ市でメキシコ経済省のデラモラ通商担当次官と、両国間のFTA交渉再開の是非と時期について議論すると伝えた。
両国はFTAの前段階と位置付けられる戦略的経済補完協定(SECA)を経てFTA締結に向けた交渉を始めたが、メキシコが消極的で、交渉は2008年に中断。16年の首脳会談で交渉再開に合意するも、特に進展はなかった。
こうした中、韓国政府はあらためてメキシコとのFTA推進に前向きな姿勢を示している。産業通商資源部は先ごろ、専門家との懇談会を開催した。
田氏はメキシコで、メキシコ国際産業連盟(COMCE)をはじめ、化学や農畜産などの業界団体、専門家とも接触し、両国間の通商の課題とFTAに対する意見を聞き取る計画だ。
mgk1202@yna.co.kr