Go to Contents Go to Navigation

韓国プロサッカーで活躍する日本人MF・マサ 「敗北者」からベスト11に 

記事一覧 2021.11.18 17:17

【ソウル聯合ニュース】「『敗北者』マサです」――。

ベストイレブンに選ばれたマサさん(韓国プロサッカー連盟提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

ベストイレブンに選ばれたマサさん(韓国プロサッカー連盟提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 韓国プロサッカー・Kリーグ2の大田ハナシチズンでプレーする日本人MF、マサ(石田雅俊、26)さんが18日、ソウル市内で開かれた「ハナ1Q Kリーグ2 2021大賞授賞式」でMF部門のベストイレブンに選ばれた。

 マサさんは今季15試合に出場して9ゴール1アシストとチーム最多得点を挙げ、大田ハナシチズンを昇格プレーオフ進出に導いた。

 だが、記録よりもサポーターの関心を集めたのは、先月の安山グリナースとの対戦でプロ初のハットトリックを達成した後、たどたどしい韓国語で述べたコメントだった。

 マサさんは試合後のインタビューで「私は失敗したサッカー選手だった」としながら、「それでも今日のように人生を変えられる試合がある。昇格にも人生を懸ける」と語った。

 Jリーグでは活躍の場を得られず、韓国に渡ってKリーグ1、2で奮闘するマサさんの心のこもった言葉に、サポーターの心は大きく動かされた。

 マサさんは、この日のベストイレブン受賞後も韓国語であいさつした。

 「『敗北者』マサです」と口を開いたマサさんは、「今年の夏に初めて大田に来たが、初戦で足首を負傷した。正直、その時は本当に今季は厳しく、大変だと考えた」と明らかにした。

 続けて、周りの人々のサポートで困難を克服したとして「周りが本当にたくさん助けてくれた。全ての人に感謝している。監督、コーチ、トレーナー、エージェント、皆に感謝する」と述べた。

 大田ハナシチズンとマサさんの挑戦はまだ終わっていない。

 来月8日と12日にはKリーグ1の11位のチームとのプレーオフに挑み、1部リーグ昇格を狙う。

 「昇格に人生を懸ける」という一言でチームの士気を高めたマサさんは、「重要な2試合が残っている。しっかり準備して勝てるようにしたい」と意気込みを示した。

ynhrm@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。