[韓流]BTS グラミー賞主要候補に入らず=海外メディアから疑問の声
【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国の人気グループ、BTS(防弾少年団)のヒット曲「Butter」が米音楽界最高の栄誉とされる「第64回グラミー賞」の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」の候補に選ばれた。BTSは2年連続でノミネートされたが、海外メディアは最高の1年を送ったBTSに対しグラミー側が予想より低い評価を下したと指摘した。
「Butter」は今年5月にBTSがリリースした英語曲。米ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で通算10週1位獲得の大記録を達成したが、グラミー賞の主要4部門の候補には入らなかった。
主要4部門は最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞で、ビルボードなどはBTSが主要部門にノミネートされると予測していた。
AP通信は、SNS(交流サイト)と音楽チャートを席巻したいくつかの主要シングルが最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞の候補から除外されたと指摘し、今夏のメガヒット曲「Butter」がわずか1部門にノミネートされたと皮肉った。
ロサンゼルス・タイムズは、グローバルポップ旋風を巻き起こしたBTSがブロックバスター級の1年を送ったにもかかわらずノミネートが1部門だったとし、「Butter」がホット100で10週1位を獲得したが最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の候補から除外されたと報じた。
DPA通信はBTSをはじめドレイク、メーガン・ザ・スタリオンらが最優秀アルバム賞の候補から外れたとし、グラミー側の決定に疑問を呈した。
USAトゥデーも、BTS、ドレイク、マイリー・サイラスらポップチャートで1位を記録したアーティストが主要部門にノミネートされなかったと指摘した。「Butter」はこのうえなく幸せな楽しさを与え、世界最大の音楽配信サービス「スポティファイ」のグローバルチャートで記録を更新した曲だとし、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」のみのノミネートでよいのかとBTSのファンに問いかけた。
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