韓国完成車5社の11月販売 半導体不足で11.4%減少
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が1日発表した11月の国内・海外販売台数は計60万310台で、前年同月比11.4%減少した。世界的な半導体不足が長期化している影響を受けた。
5社のうちルノーサムスンが唯一、増加となった。
国内販売は前年同月比14.2%減の12万3136台だった。国内販売が前年同月に比べ減少したのは9カ月連続。海外販売は同10.7%減の47万7165台だった。
5社の世界販売台数が前年同月より減少したのは7月の0.2%減から5カ月連続となった。
メーカー別にみると、現代の世界販売台数は17.1減の31万2602台だった。国内は11.4%減の6万2071台、海外は18.4%減の25万531台だった。
国内では大型セダン「グレンジャー」が6918台を記録し、最多販売モデルとなった。同社の電気自動車(EV)専用車「アイオニック5」は2228台だった。
起亜の国内販売台数は前年同月比8.9%減の4万6042台、海外販売台数は同14.3%減の17万6190台で、全体では13.3%減の22万2232台だった。
多目的レジャー車(RV)の「スポーテージ」が国内と海外を合わせて2万8532台を記録し、最多販売モデルとなった。スポーテージは国内で販売台数7540台を記録し、5社の全モデルの首位になった。
韓国GMは国内が60.1%減の2617台、海外が34.9%減の9657台。全体では42.6%減の1万2274台だった。
ルノーサムスンは国内が6129台で15.0%減少したが、海外は1万1743台で1254.4%増加した。全体では121.4%増の1万7872台を記録した。小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「XM3」の輸出好調が後押しした。
双竜は前年同月比26.0%減の8778台だった。ただ前月比では83.7%増加した。
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