韓国政府 防疫指針の外国人差別を是正へ=9日に詳細発表
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2021.12.07 18:38
【ソウル聯合ニュース】新型コロナワクチンを海外で接種した場合の扱いが韓国人と外国人で異なるのは差別にあたるとの指摘が出ていることについて、韓国防疫当局は7日、制度を改善して是正する方針を明らかにした。
新型コロナ予防接種対応推進団はこの日の会見で「外国でコロナワクチンを接種し、隔離免除書なしで入国した外国人に対しても接種歴を確認する方法を探している」と説明した。
また「(外国人も)韓国人と同じように3回目の接種が受けられるようにする」とし、「今週中にも制度改善を終え、木曜日(9日)ごろに詳細を発表する」と伝えた。
現行の指針では、海外でコロナワクチンを接種した韓国人は国内でも接種歴が認められるが、外国人は隔離免除書がある場合のみ接種歴が認められる。隔離免除書がない外国人は海外で接種したとしても韓国では接種歴が認められない。
このような対応の違いが外国人に対する差別にあたるとする批判が出ていた。
yugiri@yna.co.kr