コロナワクチン 追加接種までの間隔を3カ月に短縮=韓国
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2021.12.10 10:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は10日、仁川市庁で開いた新型コロナウイルス対応を巡る中央災難(災害)安全対策本部の会議で、18歳以上の人について、ワクチンの2回目接種と3回目の追加接種の間隔を3カ月に短縮すると発表した。
現在、18~59歳の人は追加接種までの間隔が5カ月、60歳以上は4カ月で、余剰ワクチンによる接種を受ける場合はそれぞれ1カ月短縮できる。1日当たりの新規感染者数が連日7000人を超え、感染拡大が深刻になっている状況を受け、政府は間隔を短縮することでワクチン追加接種の加速を図る。
金氏は「3日連続で7000人台の感染者が発生し、医療対応の余力が急速になくなっている」と危機感を示した。重症化率が予想より高まっているとし、重症者を治療するための病床確保が急がれるとも指摘した。これまでに出した病床確保のための3回の行政命令を滞りなく履行するとともに、10日に首都圏以外の地域の総合病院を対象に追加の行政命令を出し、約1700病床を確保すると説明した。
tnak51@yna.co.kr
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