サムスン電子 スマホなど扱う「無線事業部」を「MX事業部」に名称変更
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2021.12.10 16:06
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は10日、スマートフォン(スマホ)事業などを担う無線事業部の名称を「MX(Mobile Experience)事業部」に変更すると発表した。
同社は、未来志向の価値を反映すると同時に価値あるユーザーエクスペリエンスを最優先とする経営哲学を投影させ、急変する事業環境と多角化するユーザーの需要に先制的に対応するという趣旨だと説明した。
新しい名称の「MX」は、スマホからタブレット、PC、ウエアラブルなどの製品をはじめ、顧客サービスまで便利に連携した「ギャラクシーエコシステム」と、オープン型のパートナーシップによって消費者に最適化された経験を提供するという意志を強調するものだ。
また、消費者に無限の可能性を開く新たな経験を提供するという目標を込めたという。
サムスン電子は今回の名称変更により、ユーザーエクスペリエンス中心の業界リーダーとして製品やサービスの拡張性と連携性をベースにギャラクシーエコシステムを引き続き拡大するなど、総合的な経験革新を推進する計画だ。
サムスン電子の無線事業部は、携帯電話事業をはじめタブレットやPC、ウエアラブルなどさまざまな製品とサービスで事業を拡大してきた。2010年にはフラッグシップスマホ「ギャラクシーS」を発表し、スマホ市場をリードしてきた。
ynhrm@yna.co.kr