コロナ自宅療養 否定的評価が6割超=韓国世論調査
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2021.12.10 15:47
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが10日に発表した新型コロナウイルスに関する調査結果によると、新型コロナの在宅治療(自宅療養)について「治療がうまくいかないだろう」という否定的な評価が62%、「うまくいくだろう」は29%にとどまった。
同社は、在宅治療を巡っては与党の支持層や政府の新型コロナ対応を前向きに評価した人の間でも意見が分かれているとし、疑念や不安の解消策が必要になるだろうと指摘した。
政府の新型コロナ対応に関しては、「よくやっている」が前月から13ポイント下落の44%、「間違っている」は15ポイント上昇の47%だった。
政府の対応を肯定的に評価する理由としては「ワクチンの確保・需給」(20%)、「防疫・感染拡大抑制」(15%)などが挙がった。否定的に評価した人は、「防疫・感染拡大抑制ができていない」(19%)、「日常回復・ウィズコロナ政策への懸念」(14%)などを理由とした。
また、マスクを着用せずに日常生活が可能になる時期については、23%が「来年」、21%は「再来年以降」と答えた。46%は「マスク着用を続けなければならない」と予想した。
調査は7~9日、全国の18歳以上の1002人を対象に実施した。
tnak51@yna.co.kr
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