Go to Contents Go to Navigation

韓国の平均寿命 70年にOECDトップの91.2歳=出生率は最下位

記事一覧 2021.12.13 09:52

【世宗聯合ニュース】韓国人の平均寿命が2070年に経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も長くなるが、女性1人が生涯に産む子どもの推定人数(合計特殊出生率)は最も少なくなる見通しだ。

韓国人の平均寿命が2070年にOECD加盟国のうち最も長くなると予想される=(聯合ニュースTV)

韓国人の平均寿命が2070年にOECD加盟国のうち最も長くなると予想される=(聯合ニュースTV)

 韓国統計庁が先ごろ発表した資料「将来人口推計:2020~2070年」によると、韓国人の2070年の平均寿命は91.2歳(男性89.5歳、女性92.8歳)。

 同庁は2065~2070年の平均寿命がOECD加盟38カ国中トップの90.9歳と予測した。ノルウェー(90.2歳)、フィンランド(89.4歳)、日本、カナダ(89.3歳)を上回る。

 高い平均寿命は人口減少を遅らせる効果があるが、経済活動を行う人口が減少し、福祉が必要な高齢層が増えるため財政的観点でみると負担となる。

 2070年の韓国の人口に占める生産年齢人口(15~64歳)の割合は46.1%で、OECD加盟国のうち唯一40%台に落ち込む見通しだ。65歳以上が占める割合は46.6%でOECD加盟国中最も高い。85歳以上の割合も14.4%達すると予想される。

 2065~2070年の合計特殊出生率の平均は1.21で、2020年(0.84)を大幅に上回る水準だが、OECD加盟国の中では最も低い。

 統計庁は韓国の合計特殊出生率が2024年に0.70まで落ち込んだ後、2070年には1.21に回復すると予想した。万一、合計特殊出生率が2020年の水準で推移する場合、韓国の人口は2070年に3478万人、2120年に1431万人に減少するとの見通しを示した。

hjc@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。