韓国与党の大統領選候補「深く謝罪」 息子の賭博報道に
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2021.12.16 11:33
【ソウル聯合ニュース】韓国の来年3月の大統領選に革新系与党「共に民主党」から出馬する李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は16日、息子の違法賭博報道を受け、謝罪の文書を発表した。息子の過ちを認めた上で、「息子の愚かな行動に失望した方々に、父親として、息子と共に深く頭を下げ、謝罪申し上げる」と述べた。
李氏は「報道にあった、カードゲームのサイトに登録して書き込みをした当事者は私の息子で間違いない」とし、「一時期、誘惑に負けたようだ」と認めた。息子が自身の行動を深く悔い、苦しんでいるのに対し、まっすぐ責任を取る姿勢が必要だと言い聞かせたと説明した。
同氏は「親として子どもへの教えが足りなかった」と反省し、「二度とこうしたことが起きないようにする」と約束した。「治療も受けさせる」とも述べた。
党の選挙対策委員会の報道官は「(李氏の息子は)もう賭博はしていないが、再び誘惑に負けることがないよう、(予防として)治療を受けるという意味だ」と説明した。
李氏はこの日、党本部で開かれた「社会大転換委員会」発足式に出席した。発足式終了後、メディアを前に、息子の問題を先に切り出して謝罪の言葉を繰り返した。
16日付の朝鮮日報によると、李氏の息子とみられる人物は2019年1月から20年7月にかけ、米国にサーバーを置くオンラインポーカーのコミュニティーサイトに、オンラインのポーカーマネーの売買に関して100件以上の書き込みをした。また、首都圏の賭博場を訪れた感想の形でも、ネット上に書き込みを残したという。
mgk1202@yna.co.kr