韓国・ウズベク首脳 会談で蜜月ぶり示す=文大統領「兄弟のよう」
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2021.12.17 14:52
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、青瓦台(大統領府)でウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と首脳会談を行い、両国関係の発展について議論した。
文大統領は「兄弟のようなミルジヨエフ大統領と代表団を歓迎する」とあいさつ。ミルジヨエフ大統領は文大統領を「ヒョンニム(お兄さんという意味の韓国語)」と呼び、「故郷に帰ったような気持ち」と韓国に対し親しみを示した。
両首脳は会談で、保健やエネルギー・インフラ、情報通信技術(ICT)分野で協力を拡大し、貿易協定交渉の早期妥結を目指すことで合意。レアメタル(希少金属)の供給網(サプライチェーン)を多角化し、再生可能エネルギー開発などで協力を拡大することでも一致した。
ミルジヨエフ大統領は朝鮮半島情勢を巡って、「朝鮮半島の平和と安定に向けた文大統領の努力と立場を支持する」とし、「迅速に(朝鮮戦争の)終戦を宣言すべきだという文大統領の提案を歓迎する」と強調した。
両国は首脳会談に合わせ、共同声明を採択した。声明には両国の貿易協定の締結推進、産業・科学、保健・医療などでの具体的な協力案が盛り込まれた。
kimchiboxs@yna.co.kr
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