Go to Contents Go to Navigation

現代自・起亜の販売台数 エコカーが初の1割超え

記事一覧 2021.12.19 17:00

【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と子会社の起亜が世界市場で販売する車両の10台に1台がエコカーであることが19日、分かった。2015年は100台に1台の割合だったが6年で10倍以上増えた。

現代自動車と起亜の1~11月の販売台数に占めるエコカーの割合は10.7%だった(イラスト)=(聯合ニュース)

現代自動車と起亜の1~11月の販売台数に占めるエコカーの割合は10.7%だった(イラスト)=(聯合ニュース)

 現代と起亜の1~11月の全体の販売台数は612万2768台で、このうちエコカーは10.7%の65万6479台を占めた。年間販売台数に占める割合が10%を超えたのは初めて。前年同期の7.8%より2.9ポイント上昇した。

 販売台数は前年同期の45万1811台から45.3%増加した。全体の販売台数は前年同期(575万8625台)に比べ6.3%増加するにとどまったが、エコカーの販売台数は急増した。

 エコカーの種類別の販売台数は、ハイブリッド車(HV)が32万7438台で49.9%を占め最も多く、次いで電気自動車(EV)が22万4067台(34.2%)、プラグインハイブリッド車(PHV)が9万5542台(14.6%)、燃料電池車(FCV)が9232台(1.4%)の順だった。

 エコカーの年間販売台数に占めるHVの割合は、2014年は96.8%と圧倒的に高かったが、15年は82.1%、18年は66.9%、昨年は52.3%と下がっている。今年は史上初めて50%を下回るとみられる。

 HVの割合が下がったのはEVの販売が拡大したため。EVの割合は15年に15.7%だったが、EV販売が本格化した18年は21.1%と初めて20%を超え、昨年は35.5%を記録した。

 今年は現代の「GV60」など多様なモデルが追加されたが国内販売台数の減少、半導体の供給難が重なり、EVの販売台数は伸び悩んでいる。

 PHVの場合、海外で人気のスポーツタイプ多目的車(SUV)を中心に新車が追加され販売が大幅に増加し、1~11月のエコカーに占める割合が過去最高を記録した。

 モデル別では「ツーソンハイブリッド」が7万8678台で最も多く、次いで起亜の「ニロEV」が5万9084台、現代のEV専用車「アイオニック5」が5万6367台だった。

hjc@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。