クリスマスに過激派組織がテロの可能性 「国内も注意」=韓国情報機関
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2021.12.20 12:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関、国家情報院は20日、年末年始を迎えて過激派テロ組織が世界で存在感を誇示するため行動する可能性があるとして、国内でも注意する必要があると警告した。
同院のテロ情報統合センターは、26の機関と海外進出企業62社に配布したリポートで、イスラム主義テロ組織がクリスマスなど連休を前に一般市民などの「ソフトターゲット」を狙ったテロを行う可能性が高いと分析した。
また、欧州などを中心に新型コロナウイルスワクチン接種の義務化に反対するデモが暴力的集会に発展したり、テロの標的になったりする可能性もあると説明した。
同院の関係者は「国内でも2010年代に入ってテロ団体に直接資金提供したり、テロを扇動したりする事例が持続的に摘発されている。わが国ももはや『テロ安全地帯』と過信するのは難しい状況だ」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr