韓国大統領選 与野党候補の支持率差縮まる=尹氏40.1%・李氏37%
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2021.12.22 10:35
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが22日に発表した来年3月の大統領選候補の支持率は、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長が40.1%、革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事が37.0%となった。
2週間前の前回調査に比べ、尹氏は5.2ポイント、李氏は0.1ポイント、それぞれ下落した。両氏の支持率の差は8.2ポイントから3.1ポイントに縮まった。
中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表の支持率は4.2%、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元党代表は3.6%、このほど新党「新しい波」を立ち上げた金東ヨン(キム・ドンヨン)前経済副首相は1.7%だった。
尹氏と李氏の一騎打ちになると仮定した場合の支持率は、尹氏が前回調査比で1.3ポイント下落の45.6%、李氏が0.7ポイント下落の41.3%だった。
次期大統領選で「政権交代を望む」との回答は52.5%で、前回調査比1.2ポイント上昇した。「政権延長を望む」は40.2%で前回調査(40.3%)とほぼ同じだった。
尹氏と李氏を巡っては、それぞれ妻の経歴詐称疑惑、息子の違法賭博疑惑が報じられ、両氏とも謝罪に追い込まれた。リアルメーターが大統領選候補の家族を巡る疑惑で支持候補を変える可能性を尋ねたところ、70.7%は「変えない」と答えた。「変えることもあり得る」は16.1%、「支持候補を変えた」は8.9%だった。
調査はニュース専門テレビ局YTNの依頼を受け、今月20~21日に全国の18歳以上の計1027人を対象に実施された。
tnak51@yna.co.kr