コロナ中等症以上用の病床 2万5千床に拡充へ=韓国
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2021.12.22 11:10
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの重症者用病床の使用率が連日80%台に達し、病床不足が指摘されていることを受け、政府は来月までに中等症以上の患者用の病床を2万5000床に増やす。金富謙(キム・ブギョム)首相が22日、中央災難(災害)安全対策本部の会議で病床拡充計画を発表した。
金氏は国立中央医療院、ソウル医療院など一部の公共病院を新型コロナ専門病院に転換し、現在は約1万5000床ある中等症以上用の病床を来月半ばまでにさらに1万床ほど確保すると説明した。これにより、1日当たりの新規感染者数が1万5000人に上っても対応できる体制を整えるとしている。
新型コロナのワクチン接種に関しては、1週間前から1日当たりの接種者が100万人を超えており、17歳以下の青少年の接種予約率は70%に迫っているとし、国民の接種への協力に感謝の意を伝えた。
tnak51@yna.co.kr
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