内乱扇動で懲役9年の元国会議員 刑期1年半残し24日仮釈放=韓国
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2021.12.23 19:59
【ソウル聯合ニュース】韓国で内乱扇動などの罪に問われ、2015年に懲役9年の実刑判決が確定して服役中の李石基(イ・ソクキ)元国会議員が、刑期を約1年5カ月残し、24日に仮釈放されることが23日、分かった。
クリスマスを記念した仮釈放の対象者に含まれたという。
法務部は20日に開かれた仮釈放審査委員会で決まったと伝えた。刑期の3分の1を過ぎていれば審査の対象になり、李氏も該当していた。
李氏は北朝鮮の革命路線に追従し、非常時の韓国の体制転覆を謀議したとして内乱扇動、内乱陰謀罪などで2013年に起訴された。一審で懲役12年、資格停止10年の判決を受けたが、二審では内乱陰謀罪が認められなかった。大法院(最高裁)は15年1月、高裁判決を支持し、懲役9年の判決を言い渡した
その後、選挙費用を巡る横領などで、懲役8カ月が追加され、満期出所予定日は23年5月になっていた。
yugiri@yna.co.kr