汚染水の海洋放出は「不道徳」 韓国与党大統領選候補
大統領選挙
2021.12.24 08:14
【ソウル聯合ニュース】来年3月の韓国大統領選の革新系与党「共に民主党」候補、李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は23日、出演したテレビ番組で東京電力福島第1原子力発電所の処理済み汚染水の海洋放出問題について、「われわれの海域への被害問題を最大限チェックしなければならない」として、「対策もなく海洋に放出するという考えは実に反グローバルで不道徳な判断」と批判した。
また、「被害を最小限に抑えるため、日本産魚類の輸入問題についても根本的な対策を講じなければならない」と表明。「国民の安全に対する努力を倍加させるべきだ」と述べた。
その上で、「汚染水は発生し続け、貯めておくわけにはいかないため、日本の状況は困難なもの」とし、「もし(汚染水の海洋放出が)経済的な問題のためなら隣国に被害を与えるのではなく国際社会の支援を受けることが非難も受けず被害も少ないはずだが、容易ではないようだ」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr