韓国の主要企業 仕事納め式取りやめ=新年の仕事始め式はオンラインで
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2021.12.27 10:57
【ソウル聯合ニュース】韓国の主要企業が今年の仕事納め式を取りやめることが27日、分かった。過去のように大勢の人数が集まって行う仕事納め式は開かない傾向にある上、新型コロナウイルスも加わって仕事納め式は事実上姿を消している。新年の仕事始め式もオンラインで開くか規模を縮小している。
サムスングループは今年の仕事納め式を行わない。同グループは故李健熙(イ・ゴンヒ)会長が病床に入ってから仕事納め式を行っていない。ただ、サムスン電子の来年の仕事始め式は1月2日、京畿道・水原にある本社で開かれる。出席人数は最小限にし、オンラインで生中継する。
現代自動車グループは今月29日が創立記念日で今年の業務を終える日だが、仕事納め式などは行わない。仕事始め式は1月3日に行う。
今年の仕事始め式を開催しなかったSKグループは来年も仕事始め式を見送る。会長が社員に電子メールを送り、新年のあいさつをする方針だ。
LGグループは仕事納め式と仕事始め式を取りやめる。会長が今月20日、映像で社員に新年のあいさつを伝えた。LG電子など主なグループ会社は毎年12月の最終週に休暇を取るよう勧めている。公式業務は24日に終了し、今週は多数の社員が休暇を取ったという。
ハンファグループも来年の仕事始め式を行わない方針だ。
財界関係者は「総帥と経営陣が若くなって『実用』が強調され、前のように多数の人が集まる大規模行事がなくなる傾向にあることに加え、新型コロナまで重なった影響が大きい」として、「多数の社員が年次有給休暇を取り、普段より静かな年末の雰囲気」と語った。
kimchiboxs@yna.co.kr