韓国のコロナ感染者 約1カ月ぶり3千人台に減少=重症者は依然高止まり
社会・文化
2021.12.28 10:24
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3865人増え、累計61万5532人になったと発表した。重篤・重症患者は1102人となり、8日連続で1000人を上回った。
新規感染者数は前日に5000人を下回ったのに続き、この日は3000人台まで減少した。感染者数が3000人台となったのは先月30日(3032人)以来28日ぶりで、12月に入ってからは初めて。
高齢者を中心とする3回目のワクチン接種と未接種者への接種が進むとともに防疫措置が強化されたことで感染の勢いは鈍化している。ただ、重篤・重症患者の減少には至っていない。
死者は46人増え、計5346人となった。中央防疫対策本部は前日の定例会見で、3回目の接種を受けた人が増えて60歳以上の患者が減少すれば、重症者と死者数も1~2週以内に減少に転じる可能性があるとの見通しを示した。
変異株「オミクロン株」の新たな感染者は4人増えた。感染者の累計は449人となっている。
ynhrm@yna.co.kr
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