韓国のオミクロン株感染者625人に 新たに67人確認
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2021.12.30 11:09
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が前日に67人増え、計625人になったと発表した。
67人のうち41人は海外からの入国者で、このうち24人は米国から入国した。このほかケニアが6人、アラブ首長国連邦(UAE)が3人、カザフスタンとカナダがそれぞれ2人、メキシコ、カメルーン、フィリピン、モルディブがそれぞれ1人だった。
残り26人は国内で感染が確認されたが、感染経路などは分かっていない。
世界各国でオミクロン株の感染が急速に拡大し、このところ海外からの入国者の感染確認が増えている。
なかでも、米国ではオミクロン株の感染拡大により1日当たりの新規感染者数が27日(現地時間)に過去最多の44万人超となったほか、フランスで29日の新規感染者数が20万人を上回るなど欧州でも過去最多を記録した。
国内でも海外からの入国者を基点とする感染のほか市中感染も増えており、オミクロン株が主流になるのは時間の問題との見通しも出ている。
30日からはオミクロン株の感染を3~4時間以内に確認できるPCR検査が導入され、感染確認はさらに増える可能性がある。
ynhrm@yna.co.kr
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