コロナで男性の肥満が大幅増加 運動率は低下=韓国
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2021.12.31 11:34
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルス流行後、男性の肥満が増加し、慢性疾患が増えるなど健康状態の悪化につながっていることが31日、分かった。
疾病管理庁が新型コロナ流行前後の19歳以上の健康状態と慢性疾患の変化を分析した結果によると、女性より男性の健康指標の悪化が目立った。2020年の男性の肥満有病率は19年の41.8%から6.2ポイント上昇し、48.0%となった。同期間、女性は25.0%から27.7%と小幅な上昇にとどまった。
一方、30代男性の有酸素身体運動の実践率は19年の58.5%から20年には49.0%に低下した。
肥満の要因は「ハイリスク飲酒」と「座って過ごす時間」だった。男性の場合、ハイリスク飲酒者の肥満率はそうではない人より1.39倍高かった。
40代の男性は飲酒量と慢性疾患の有病率が上昇した。40代男性の場合、1回平均の飲酒量が7杯以上で週2回以上飲酒している割合のハイリスク飲酒率と高コレステロール血症の有病率は19年比でそれぞれ6.9ポイントと7.8ポイント上がり、女性とほかの年齢層の伸び率を上回った。
kimchiboxs@yna.co.kr
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