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北朝鮮メディア 「佐渡島の金山」の世界遺産登録推進を「批判」

記事一覧 2022.01.03 09:25

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」は3日、日本による植民地時代に朝鮮半島出身者が強制労働させられた「佐渡島の金山」(新潟)について、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産登録を推進していることを巡り、「南朝鮮(韓国)と日本の社会各界が日本政府の厚顔無恥な行為を強力に断罪糾弾」というタイトルの記事を掲載して韓国メディアと日本の市民団体などによる批判を伝えた。

佐渡島の金山=(聯合ニュースTV)

 同サイトは「南朝鮮の『日帝強制動員被害者支援財団』の報告書には、1939年から42年までに朝鮮人約1200人が強制動員され、過酷な労働により脱走が相次ぎ、捕まれば暴行を受けたと記録されている」と強調した。

 また、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する長崎市の端島(通称・軍艦島)の歴史歪曲(わいきょく)を是正しない日本が再び世界文化遺産登録に乗り出したことは、国際社会に対する明白な挑戦だとする韓国市民団体の主張を紹介した。

 このほか、日本の市民団体の「佐渡島の金山を世界文化遺産に登録しようとするなら、朝鮮人強制労働の歴史を含めて推進しなければならない」「徴用という暗い歴史を排除してはならない」などの主張も取り上げた。

 北朝鮮メディアが佐渡島の金山の世界遺産登録問題について言及するのは今回が初めて。佐渡島の金山の世界遺産登録推進に反対する韓国と日本の各界の意見を引用する形を取り、間接的に批判の声を上げたといえる。

 江戸時代に金鉱として有名だった佐渡島の金山は、第2次世界大戦が本格化した後には銅、鉄、亜鉛など戦争物資を確保する鉱山として主に活用され、朝鮮半島出身の労働者が多数動員された。

 佐渡島の金山は2010年11月に世界文化遺産の暫定リストに記載されたが、日本が単一候補を選ぶ過程で4度にわたり推薦が見送られた。今回は単独で検討され、日本の世界遺産登録推薦候補となった。

ynhrm@yna.co.kr

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