最大野党院内代表が辞任表明 「刷新に取り組む」=韓国
大統領選挙
2022.01.03 17:28
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系最大野党「国民の力」の金起ヒョン(キム・ギヒョン)院内代表は3日の議員総会で、「院内代表の私から先頭に立って刷新に取り組むと決心した」とし、共同選対委員長と院内代表を退くことを表明した。
金氏はフェイスブックに「現在、われわれが置かれた状況について党指導部が最大の責任を負うべきだ。国民の力は政権交代を願う国民の声に背を向けてはならない」と投稿し、辞任の可能性を示唆していた。
政策委員会議長らの幹部も辞任する見通しだ。党指導部は、金鍾仁(キム・ジョンイン)総括選対委員長が選対委の全面改編の方針を明らかにした状況の中で、刷新の流れに同調すべきだとの意見をまとめたという。
同党の関係者は聯合ニュースの電話取材に対し「金委員長が選対委の全面的な革新を表明しているのに、党指導部がじっとしていることができるのかという論議があった」と述べた。
3月の大統領選を控え、選対委では李俊錫(イ・ジュンソク)党代表と、同党大統領選候補の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長の側近である趙修眞(チョ・スジン)党最高委員らとの間で対立が激化し、先月李氏が共同常任選対委員長辞任を表明。内紛が収まらず、党内で危機感が高まっている。
hjc@yna.co.kr
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