北朝鮮入りと推定の脱北者 「定着過程で全般的な支援受けた」=韓国統一部
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2022.01.04 13:32
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は4日、北東部・江原道の東部戦線で1日にGOP(最前線の監視所)の鉄条網を越えて北朝鮮入りしたと推定される脱北者について、韓国に定着する過程で全般的な支援を受けていたと説明した。記者団の質問に答えた。
この脱北者は2020年11月に韓国入りした後、身辺保護と住居、医療、生計、就職などの支援を受けていた。
韓国入りした脱北者は、合宿生活をしながら韓国社会への定着教育を受ける施設「北韓離脱住民定着支援事務所(ハナ院)」で12週間の教育を受けた後、5年間の身辺保護をはじめ多様な支援を受ける。
同当局者は「脱北者の定着支援制度で不十分な点を改善する努力を続けている」と強調した。
同部の集計によると、12年から昨年まで韓国入りした後に北朝鮮に戻った脱北者は30人だが、これは北朝鮮メディアの報道や追加調査などを通じて確認されたもので、実際はもっと多いと推定される。
hjc@yna.co.kr
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