在韓米軍で1週間のコロナ感染者682人 基地などは公開せず
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2022.01.07 17:02
【ソウル聯合ニュース】在韓米軍によると、昨年12月28日から今年1月3日までに計682人の新型コロナウイルス感染が確認された。このうち681人が韓国内の基地で感染が判明し、海外からの入国者は1人だった。1週間の感染者として過去最多となった前週の感染者(467人)を大幅に上回った。
在韓米軍での感染者数は累計で3027人となった。
在韓米軍のワクチン接種率は約90%に達しており、最近感染が確認されたケースの多くはワクチン接種完了後に感染する「ブレイクスルー感染」とみられる。
在韓米軍はホームページを通じて週1回、1週間の感染者数を公表しているが、感染者の所属基地など具体的な情報は公開していない。ブレイクスルーかどうかも個人情報などを理由に明らかにしていない。
だが、韓国軍と政府は毎日、新規感染者数やブレイクスルー感染かどうかを公開している。米軍基地での集団感染が地域社会への感染拡大につながる可能性もあり、米軍の対応を批判する声も出ている。
在韓米軍の報道官は米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、「基地内のコロナ感染によるリスクを分析し、今すぐにでも戦える『ファイト・トゥナイト』の準備態勢を維持するための措置を取っている」とあいまいな回答をした。取っている措置についても説明しなかった。
kimchiboxs@yna.co.kr
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