LG電子の仮想人間「キム・レア」 歌手デビューへ
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2022.01.11 11:20
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が人工知能(AI)技術で作ったバーチャルヒューマン(仮想人間)の「キム・レア(Reah Keem)」が歌手デビューする。
同社は11日、キム・レアの歌手デビューに向け芸能事務所のミスティックストーリーとこのほど業務協約を締結したと発表した。
協約に基づき、キム・レアはミスティックストーリーの「バーチャルヒューマンミュージシャンプロジェクト」に参加する。同事務所の代表プロデューサーを務める歌手のユン・ジョンシンが同プロジェクトに直接参加し、キム・レアが歌う曲や声をプロデュースする。
キム・レアは同社が昨年、世界最大のテクノロジー見本市「CES 2021」で初公開した。今月4日にはミュージックビデオ(MV)のティーザー映像を公開し、歌手デビューの日が近づいていることを知らせた。
インスタグラムで「シンガーソングライター兼DJ」と自己紹介したキム・レアは「ただ単に音楽だけを伝えるのではなくビジュアルアート、ファッションなど多様な要素を取り入れて皆が共に意思疎通し楽しむことができる文化コンテンツとメッセージを伝えるアーティストになりたい」と抱負を語った。
hjc@yna.co.kr
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