北朝鮮ミサイル発射 「大統領選控えた時期で憂慮」=文大統領
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2022.01.11 17:04
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、北朝鮮が同日に弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことについて、「大統領選を控えた時期に北が連続してミサイルの発射実験を行ったことが憂慮される」と述べた。青瓦台(大統領府)の朴ギョン美(パク・ギョンミ)報道官が伝えた。
文大統領は国家安全保障会議(NSC)常任委員会の会議結果の報告を受けたうえで北朝鮮のミサイルについて言及。「今後、これ以上南北関係が緊張せず、国民が不安を抱かないよう必要な措置を講じてほしい」と指示した。
北朝鮮は同日午前、内陸部の慈江道から朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイルとみられる飛翔体1発を発射した。韓国軍の合同参謀本部はミサイルの飛行距離は700キロ以上、高度は約60キロ、速度は音速の10倍にあたるマッハ10前後として、5日に発射した弾道ミサイルより「進展した」と評価した。
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