北朝鮮 列車から戦術誘導弾2発発射=「目標に命中」
北朝鮮
2022.01.15 06:54
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は15日、北西部、平安北道の鉄道機動ミサイル連隊が前日に実戦能力の判定のための射撃訓練を実施し、戦術誘導弾2発を朝鮮半島東の東海上の設定目標に命中させたと報じた。韓国軍の合同参謀本部は14日、北朝鮮が同日午後2時41分と同時52分ごろ、平安北道・義州から短距離弾道ミサイルと推定される2発を発射したと発表しており、これを指すとみられる。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は発射に立ち会わなかったという。
北朝鮮が今年に入り、弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体を発射するのは3回目となる。2発を発射するのは今回が初めてで、発射場所も5日と11日は北部の慈江道だったが、今回は平安北道に変わった。
sarangni@yna.co.kr