北朝鮮 弾道ミサイル推定の2発発射=約380キロ飛行
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2022.01.17 14:16
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は17日午前8時50分と同時54分ごろ、北朝鮮・平壌の順安飛行場付近から東に向けて発射された短距離弾道ミサイルと推定される飛翔(ひしょう)体2発を確認したと発表した。
飛行距離は約380キロ、高度は約42キロという。詳細は韓米の情報当局が分析を進めている。
北朝鮮は14日に列車から短距離弾道ミサイルを発射したばかり。今年に入っては4度目の発射となる。5日と11日に「極超音速ミサイル」と称する弾道ミサイルを発射。14日にはロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる「KN23」を発射した。14日はKN23を昼間に発射し、15日に標的に設定した北東部の咸鏡北道吉州郡舞水端里沖にある無人島に命中する場面を公開してミサイルの精度を誇示した。
今回発射したミサイルは飛行距離などが14日のものと類似しており、KN23の可能性がある。
順安飛行場から無人島までは直線距離で370~400キロ程度だ。
ただ、軍当局は発射台の種類についてはまだ分析中という。
北朝鮮の「極超音速ミサイル発射」を受け、バイデン米政権は独自の追加制裁を発表したが、北朝鮮は3日間隔で武力示威を行い、朝鮮半島情勢が悪化している。
kimchiboxs@yna.co.kr