韓国大統領選 与党と最大野党が初のテレビ討論会巡り神経戦
大統領選挙
2022.01.18 17:06
【ソウル聯合ニュース】3月に投開票される韓国大統領選で、革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長による初のテレビ討論会の開催日を巡り、両党が神経戦を繰り広げている。
共に民主党の選挙対策委員会の朴柱民(パク・ジュミン)放送討論コンテンツ団長は18日、討論会を27日の午後10時から120分間、地上波テレビ局3局の主管で行うと発表した。両党が各局に提案し回答を受けたとして、「両候補のうち、誰が民生対策、未来ビジョン、実践能力を持っているか検証するきっかけになると思う」と述べた。
これに対し、国民の力でテレビ討論会の実務交渉を担当する成一鍾(ソン・イルジョン)国会議員は旧正月前日の31日に討論会を行うよう提案した。朴氏の発表については、テレビ局が27日を提案する意見書を送ってきただけだと主張した。
一方、中道系野党「国民の党」は同党候補の安哲秀(アン・チョルス)代表を除いたテレビ討論会に強く反発している。裁判所に討論会放映禁止の仮処分を申し立てるなどの措置を検討しているという。
革新系野党「正義党」も2候補によるテレビ討論会に反発している。
kimchiboxs@yna.co.kr
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