昨年見つかった偽造紙幣176枚 4年連続で過去最少=韓国
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2022.01.19 12:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は19日、2021年に貨幣の取り扱い過程で見つかったり、金融機関や個人から通報があったりした偽造紙幣は計176枚で、前年(272枚)から96枚減少したと発表した。
関連統計が初めて公表された1998年以降で最も少ない水準となった。
発見された偽造紙幣の枚数は、18年から4年連続で過去最少を更新している。
韓国銀行は「新型コロナウイルスの流行長期化による対面商取引の萎縮と、国民の偽造紙幣識別能力向上のための広報などが影響を及ぼした」と説明した。
紙幣の種類別では5000ウォン(約480円)札が97枚で最も多く、1万ウォン札が39枚、5万ウォン札が22枚、1000ウォン札が18枚見つかった。
偽造紙幣は金融機関(131枚)で最も多く発見され、韓国銀行(37枚)、個人(8枚)と続いた。
金融機関で見つかった偽造紙幣を地域別にみると、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)が101枚で、全体の約77%を占めた。
ynhrm@yna.co.kr