コロナ発生から2年 オミクロン克服が「日常回復の分水嶺」=韓国首相
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2022.01.20 14:02
【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相は国内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから丸2年となる20日、自身のSNS(交流サイト)に、新型コロナウイルスの感染者数増加は変異株「オミクロン株」が主流になる過程で予想していたとしながら「恐れたり落胆したりする必要はない」と投稿した。金氏は「決して鈍感になってはならないが、漠然とした不安に震える必要もない」として、「これまでの方法に安住せず、新しい敵に立ち向かえる新たな答えを見つけた」と強調。そのうえで、オミクロン株による危機の克服が日常生活の回復への分水嶺(ぶんすいれい)になると期待を示し、「もう少しだけ頑張ろう。今は真冬だが、遠からず必ず春がやってくる」とつづった。
同氏は、欧州の先進国で1000万人前後の感染者と10万人以上の死者が出ているのに対し、韓国は感染者70万人、死者約6000人と10分の1以下の水準にとどまっていると評価した。
また、世界最高水準のワクチン接種率を達成し、他国のように経済が停滞したり、社会全体を封鎖したり、医療システムが崩壊したりすることなくコロナという難敵を防いでいると強調した。
ynhrm@yna.co.kr
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