文大統領 新年記者会見を見送り=オミクロン株対応で
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2022.01.24 13:23
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は24日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今年の新年記者会見を行わないことを決めたと発表した。
青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官はこの日、記者団に「新型コロナウイルスの変異株、オミクロン株が主流になり、対応に集中するために新年記者会見(の開催)は現実的に難しそうだ」と述べた。
文大統領は中東歴訪を終えて今週中に新年記者会見を行う準備をしていたが、新型コロナの感染拡大により計画を変更することになったと説明した。
会見が完全に取りやめになったのかとの質問には、公式に会見の計画を発表していないため、取りやめという単語は適切ではないと答えた。
これを巡り、記者会見がやや遅れて開かれるのではないかとの観測も出ている。
ただ、来月15日からは大統領選(3月9日投開票)の選挙運動が正式に始まることから、準備に要する時間などを踏まえると大統領の会見は大統領選以降に延期されるとの見方もある。
この場合、事実上の退任記者会見として開かれる可能性が高いとみられる。
ynhrm@yna.co.kr
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