サムスン電子　主力の半導体部門でキャリア採用開始

【ソウル聯合ニュース】２０２１年に半導体売上高で世界１位を達成した韓国のサムスン電子が、サムスングループの採用ホームページで今年の半導体部門のキャリア採用を開始した。

　半導体・ディスプレー事業を統括する同社のデバイスソリューション（ＤＳ）部門は昨年、上半期と下半期に２回の採用を実施したが、今年から分野ごとの常時採用方式に切り替える。今年の採用では職務と採用条件が細分化され、キャリア採用の人数も昨年より増えると予想される。

　２６日にホームページに掲載されたＤＳ部門のキャリア採用情報によると、募集分野は半導体プロセスアーキテクチャ、半導体プロセス開発、材料開発、パッケージ開発、ＣＡＥシミュレーションなど。応募期間は２月１７日までで、国内各地の半導体事業所が勤務地となる。

　サムスン電子が２７日発表した２１年通期の半導体事業の売上高は９４兆１６００億ウォン（約８兆９７００億円）で、米インテルをわずかながら上回り、３年ぶりに半導体世界首位に返り咲いた。同事業だけで２９兆２０００億ウォンの営業利益を計上した。

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