北朝鮮 27日に地対地戦術誘導弾を試射と報道
北朝鮮
2022.01.28 06:56
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、前日に発射した飛翔(ひしょう)体について、地対地戦術誘導弾の発射実験を実施したと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は立ち会わなかった。
韓国軍合同参謀本部は27日、北朝鮮が同日午前8時ごろ東部の咸鏡南道・咸興から朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる2発を発射したと明らかにしており、これを指すとみられる。
中央通信は2発の戦術誘導弾が目標の島を精密打撃するとともに爆発力も設計上の要求を満たしたことを証明したと伝えた。
一方、中央通信は北朝鮮が25日に発射した巡行ミサイルについて、長距離巡行ミサイル2発の発射実験を実施し、ミサイルが設定した飛行軌道を約2時間35分飛行し、東海にある1800キロ離れた標的の島に命中したと伝えた。
北朝鮮は今年に入り、これら2回を含み計6回のミサイル発射を行っている。
sarangni@yna.co.kr
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