文大統領がNSC主宰 約1年ぶり=北朝鮮のミサイル発射受け
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2022.01.30 10:59
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことを受け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が30日午前、国家安全保障会議(NSC)の全体会議を主宰した。文大統領がNSCを主宰するのは昨年1月に米バイデン政権の発足に合わせた会議以来約1年ぶり。
韓国政府はこれまで、北朝鮮が飛翔体による挑発を行っても国家安保室長が主宰するNSC常任委員会の会議で対応してきた。それだけに、文大統領が主宰したことは今回の発射を厳重に受け止めていると解釈できる。
新年に入り、北朝鮮の相次ぐミサイル挑発で国民の不安が高まっており、文大統領が直接乗り出すべきと判断したとみられる。
文大統領がNSCを通じ北朝鮮に向けどのようなメッセージを出すのか注目される。
csi@yna.co.kr