あすからコロナ対応体制を転換 保健福祉相が現場を視察=韓国
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2022.02.02 17:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の権徳チョル(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官は2日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の流行に対応するための医療体制の転換を前にソウル市内の小規模医療機関を視察し、準備状況を点検した。同部が伝えた。
韓国ではこれまで保健所や特定の医療機関でのみ行っていた新型コロナの検査や診療について、2月3日からは呼吸器専門クリニックなど指定された医院級(病床数30床未満)の医療機関でも受けられるようになり、経口治療薬(飲み薬)の処方も受けられるように体制が変更される。
大韓医師協会などによると、この日までに全国900の医院級医療機関が新型コロナの診療に参加する意思を示したという。
同協会の関係者は「当初政府と医師協会が目標として掲げた(指定医療機関)1000カ所は十分達成できると予想する」と話した。
新型コロナの検査や診療を行う医療機関の一覧は、3日から保険福祉部や健康保険審査評価院のホームページで確認することができる。
yugiri@yna.co.kr