韓国大統領選 きょう4候補による初のテレビ討論会
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2022.02.03 08:32
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(3月9日投開票)の革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事と保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表、革新系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)元代表による初のテレビ討論会が3日夜、開かれる。
今回の大統領選は約30日後に迫った今でも混戦模様が続いている。テレビ討論会が選挙の構図を変える可能性もあり、主要公約や政策、疑惑などを巡る各候補の激しい攻防が予想される。
討論会は午後8時から10時までの2時間行われる。地上波テレビ局のKBS、MBC、SBSの3社で生中継される。
各候補は「不動産」と「外交・安全保障」をテーマにそれぞれ20分間、テーマ討論を行う。候補1人あたり質問と答弁を合わせて5分のみ発言できる。また、「自由テーマ」と「雇用・成長」をテーマにそれぞれ28分間、主導権討論を行う。候補1人あたり7分間ずつ主導権を握り、主導権を握った候補が少なくとも2人の相手候補に質問する。
討論会はテーマや決められた発言時間などルールを守る必要があり、候補間の質問と再質問が続く激しい攻防ではなく、予測可能な質問と答弁を繰り返す見どころが少ない討論になる可能性もある。
kimchiboxs@yna.co.kr