韓米外相 北朝鮮のミサイル高度化に強い憂慮表明=対話の原則確認
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2022.02.03 14:29
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は3日、米国のブリンケン国務長官と電話で会談した。韓国外交部によると、両氏は北朝鮮の中距離弾道ミサイルを含む一連のミサイル発射を巡り、ミサイル能力の高度化に強い憂慮を表明した。その上で、北朝鮮が速やかに対話に復帰するよう、韓米の緊密な連携に基づいて引き続き協力することで一致した。
両氏は朝鮮半島問題は対話を通じ、外交的に解決するという原則も改めて確認した。
また、韓米日の3カ国協力、ウクライナやミャンマーなどの最近の国際情勢を巡っても意見交換した。
韓国側は新型コロナウイルス対応を巡り、ワクチンや医療物資の生産能力などを用いて、米国と緊密に協力することも確認した。
韓国と米国の外相が電話会談を行うのは先月15日以来となる。
韓国外交部は「両国は長官・次官をはじめ、各レベルで常に意思疎通し、さまざまな懸案について連携を深めていく」と明らかにした。
一方、ブリンケン氏は2日には林芳正外相と電話会談を行い、北朝鮮の弾道ミサイル発射問題などについて協議した。日本メディアによると、会談では韓日問題についても議論したという。
kimchiboxs@yna.co.kr