1月の消費者物価3.6%上昇 4カ月連続で3%台=韓国
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2022.02.04 09:57
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が4日発表した消費者物価動向によると、1月の消費者物価指数は前年同月比3.6%上昇した。4カ月連続で3%を超える上昇率となった。石油類をはじめとする工業製品と農畜水産物の値上がりが続いていることに加え、外食など個人サービスの物価も大幅に上がった。
物価上昇率は昨年4月から9月まで2%台が続いた後、10月に3.2%と9年8カ月ぶりに3%台に拡大した。11月の3.8%、12月の3.7%に続き、今年1月も3%台後半となっている。
1月の物価指数を品目別にみると、工業製品が前年同月比4.2%、農畜水産物が6.3%、それぞれ上昇した。
電気・水道・ガスは2.9%上がった。
サービスも同じく2.9%の上昇で、中でも外食(5.5%)など個人サービス(3.9%)の上昇率が大きい。
生活実感に近い生活物価指数は4.1%上昇した。
変動の大きい農産物と石油類を除いたコア物価は3.0%上がり、12年1月(3.1%)以来10年ぶりに3%台の上昇率を記録した。
統計庁の担当者は「需要側の上昇要因もあるが、エネルギー価格の上昇や世界的な供給網の混乱など、海外の供給面での上昇圧力も強かった」と説明。しばらく高止まりが続く可能性があるとした。
mgk1202@yna.co.kr