韓国完成車5社の1月販売 8.3%減少=7カ月連続減
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、ルノーサムスン自動車、韓国GM、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社の1月の国内・海外販売台数は計56万2484台で、前年同月比8.3%減少した。5社の世界販売台数が前年同月より減少したのは昨年7月の0.2%減から7カ月連続。半導体の供給不足が影響した。
5社のうちルノーサムスンが唯一、増加となった。小型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「XM3」(輸出名「アルカナ」)の輸出好調が後押しした。
1月の5社の国内販売は前年同月比19.2%減の計9万3900台だった。ルノーサムスンを除いた4社が減少となった。国内販売が前年同月に比べ減少したのは11カ月連続。
海外販売は同5.8%減の計46万8584台だった。増加したのはルノーサムスン1社だけだった。
メーカー別にみると、現代の世界販売台数は12.1%減の28万2204台だった。国内は22.3%減の4万6205台、海外は9.8%減の23万5999台だった。
国内販売では高級車ブランド「ジェネシス」の大型セダン「G80」が5501台を記録し、最多販売モデルとなった。
起亜の国内販売台数は10.7%減の3万7038台、海外販売台数は4.6%減の17万5781台で、全体では5.7%減の21万2819台だった。
現代と子会社の起亜の先月のエコカー(電気自動車、燃料電池車、ハイブリッド車)の販売台数は、計1万2853台で、前年同月比8.3%増加した。
ルノーサムスンは前年同月比116.4%増の1万3314台(国内4477台・海外8837台)を記録した。欧州市場を中心に人気が続いているXM3が海外で7747台の販売を記録し、好調を後押しした。
韓国GMは国内が1344台、海外が1万1567台で、計1万2911台となり、64.3%減少した。
双竜は同12.4%減の7600台(国内4836台・海外2764台)だった。
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