韓米日3カ国外相が12日にハワイで会談 対北朝鮮での連携議論か
記事一覧
2022.02.04 23:19
【ソウル、ワシントン聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官、米国のブリンケン国務長官、日本の林芳正外相が12日に米ハワイ州ホノルルで会談を行う。韓国外交部などが4日、発表した。北朝鮮が相次いで弾道ミサイル発射を行う中、韓米日の高官が今年初めて対面で会談する。
対北朝鮮での連携が話し合われるもようだ。北朝鮮はこのほど、2018年に一時停止を宣言した核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験の再開を示唆。先月30日には中距離弾道ミサイル「火星12」を試射するなど緊張を高めている。
3カ国の外相は、北朝鮮のさらなる挑発を抑止し、対話の再開につなげるための連携策について集中的に議論するとみられる。韓米日の外相会談は昨年9月に米ニューヨークでの国連総会を機に開いて以来。
米国務省は会談について、北朝鮮の核・ミサイル脅威および21世紀が直面するグローバルな課題に対する連携を深めることになるだろうと説明した。会談には米インド太平洋軍のアキリーノ司令官も出席するという。また米国務省はブリンケン氏と鄭氏による韓米外相会談を個別に開く予定と伝えた。
鄭氏が昨年11月に就任した林氏と個別会談を行うかにも注目が集まる。
韓国外交部は韓日会談が行われるかどうかについて言及しなかったが、韓米日連携を重視する米国が韓日関係の改善を促すとの見方も出ている。
sarangni@yna.co.kr