韓国の外貨準備高4615億ドル 3カ月連続で減少
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2022.02.07 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が7日発表した1月末の外貨準備高は4615億3000万ドル(約53兆1700億円)で、前月末に比べ15億9000万ドル減少した。
韓国銀行は減少の要因について、米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額や金融機関の外貨預金などの減少が影響したと説明した。
外貨準備高は昨年10月末に過去最高の4692億1000万ドルを記録。その後3カ月連続での減少となった。
項目別では、国債や社債などの有価証券が前月末に比べ126億2000万ドル減の4090億7000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)が8000万ドル減の152億9000万ドル、IMFリザーブポジションが3000万ドル減の46億1000万ドルとなった。預金は277億7000万ドルで、111億3000万ドル増加した。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。
韓国の外貨準備高は昨年12月末現在、世界8番目の規模。1位は中国(3兆2502億ドル)、2位は日本(1兆4058億ドル)、3位はスイス(1兆1100億ドル)だった。
hjc@yna.co.kr
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