韓国の新規コロナ感染者3万5286人 陽性率26%に上昇
社会・文化
2022.02.07 10:56
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は7日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から3万5286人増え、累計104万人4963人になったと発表した。1日当たりの新規感染者は過去最多となった前日(3万8689人、訂正後)より3403人少ないものの、3日連続で3万人を上回った。
感染力の強い変異株「オミクロン株」が韓国内で主流となり、感染者が急速に増加している。この日の新規感染者数は1週間前の1月31日(1万7077人、訂正後)の2.1倍、2週間前の同月24日(7511人)の4.7倍となった。人の移動と対面接触が多かった旧正月(今年は2月1日)連休の影響が本格化すれば、増加ペースが加速する可能性がある。
検査を受けた人のうち、感染が判明した人の割合を指す陽性率も急上昇している。この日は26.0%で過去最高となった。
新たに確認された市中感染者は3万5131人で、地域別には首都圏の京畿道が9780人、ソウル市が6873人、仁川市が2366人だった。首都圏以外の地域は計1万6112人。
一方、重篤・重症患者は270人で、前日から2人減った。10日連続で300人を下回っている。死者は13人増え、計6886人となった。オミクロン株は変異株のデルタ株より感染力が2倍以上強いが、重症化率は3分の1から5分の1と低く、重症患者や死者の大幅増にはつながっていない。
mgk1202@yna.co.kr
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